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ローラが母になるミュージカル。 世界初、このミネアポリスでミュージカル化される「大草原の小さな家」。斎藤美奈子さんのL文学論(つまりは女性が書いた女性を元気にする文学?)では、「赤毛のアン」や「若草物語」は代表作とされているけれど、テレビでも大人気だったアメリカの開拓時代の一家と少女の成長を描いた「大草原の小さな家」は入ってません。不満!!作者でもあるローラ・インガルスの物語は家族愛や当時の生活文化が描かれているとはいえ、メインとなる登場人物は少女、女性が中心です。ローラを始め、成長後病から盲目となる姉のメアリー、意地悪で気取りやのネリー・オルソン、そして優しいけれど芯の強い、たくましい母、キャロライン。ミネソタに来るまで、この物語の舞台のことは単に「アメリカ」とだけ考えていたので、こちらに来て実際に彼らの所縁の地を訪ねてみると、その息づかいが感じられそうなほど。当時と変わらない景色があるからです。(昔のことは見ていないけど、町の様子や湖や森林、草原を見ているときっとこのまんまだったと思えてきますよ。ぜったい。)
 さて、ミネアポリスのガスリー・シアターで公演されるミュージカル版「大草原の小さな家」の配役が先頃発表されました。なんと、テレビシリーズで子役としてローラ役を演じ、最後には成長して結婚して子供も生まれるシリーズの中で当人も大人になっていった女優メリッサ・ギルバートが、今回ローラの「かあさん」、キャロライン・インガルスに決まりました。ローラが母!メリッサ・ギルバートは今やすっかり女優として、こちらではサスペンス・メロドラマの女王なのです。(日本でいうところの9時ぐらいからのサスペンス劇場みたいな感じの2時間ドラマ系です。)
 彼女の人生に大きく影響を与えた「大草原の小さな家」に新たにミュージカルというかたちでかかわることに、どんな気持なのか、ちょっと聞いてみたいですね。
とにかく上演が楽しみです。プレビューは7月26日から、本格的な初演は8月15日で、10月5日まで上演予定です。
www.guthrietheater.org
投稿者 Husky15 04:30 | コメント(1) | シアター
たまにはミュージカル。 ミネアポリス/セントポールがアメリカでも最もシアター文化の盛んなところの一つというのは確か以前にもご紹介したと思います。地元のパフォーマンス集団の多さもさることながら、ブロードウェイのショーの全米ツアーには必ず含まれていて、人気のショーを観ることが可能です。
 主にダウンタウン・ミネアポリスのヒストリック・シアターのいくつかと、そしてセントポールの市内中心にあるオーッドウェイ・パフォーミングアーツ・センターにそうした有名なショーがかかります。
 先日久しぶりにオーッドウェイ(とこちらでは呼びます)へブロードウェイでも人気のあるミュージカル「キャバレー」を観に行ってきました。華やかなミュージカルはいいですね。まず、劇場が雰囲気があるんです。セントポールの中心ライスパークという公園を囲むように歴史的な建物が建っています。美術館なども入ったお城のようなランドマーク・センター、全米歴史史跡にも指定されている四つ星ホテル「セントポール・ホテル」など。そして、オーッドウェイ・パフォーミングアーツ・センターがあります。ガラス張りの上品な建物に煌々と灯りがともり、いやが上にも観劇のムードを高めます。
 来シーズンのスケジュールが発表され、もっと頻繁に来ようと思っています。お楽しみは「ミュージカル版リーガリー・ブロンド(日本ではキューティ・ブロンドというタイトルで公開された映画の舞台化)」とクリスマスの「ホワイト・クリスマス」です。早速チケットを購入しなくては。ちなみにチケットの値段は本場ブロードウェイよりもお安くなっています。ま、日本の方々にすれば、ブロードウェイで観るから価値がある、とおっしゃるんでしょうけれども。
www.ordway.org    
投稿者 Husky15 07:42 | コメント(2) | シアター
アメリカなら、ダイナー。 そのままのタイトルの映画があるくらい、アメリカ人のノスタルジーをくすぐるのが「ダイナー」という食堂。定番は24時間朝ご飯とハンバーガーが食べられるということ。たいがいの「ダイナー」はアメリカン・グラフィティの世界がそのまま残るデザインです。元々は本当に列車の食堂車だったものが駅の脇等でレストランとして開業したために、その後の店のデザインも細長く、カウンターを中心にした狭いスペースのものとなりました。
 州都セントポールのダウンタウンには1940年代から営業し、全米歴史史跡にも指定されているダイナー「ミッキーズ・ダイナー」があります。オフィスビルの足下にオモチャのような建物が建っています。息苦しいぐらい熱気と油っぽさに包まれた店内はいつも混雑し、アメリカらしいボリュームたっぷりでカロリーの高い朝食(目玉焼き、ソーセージ、ベーコン、パンケーキなどなど。)とハンバーガーを注文する人々で賑わっています。24時間、とにかく老若男女、お腹の空いた人たちが立ち寄る、それがダイナーです。
 私の友人達は週末等に遅くまで踊りに行ったり、呑みに行ったりした後、明け方にこのダイナーに立ち寄り、朝ご飯を食べたりするのだそうです。(タフだなぁ。)
投稿者 Husky15 06:24 | コメント(2) | フード
美術鑑賞はミュージアムだけじゃない  道路工事が始まりバス路線が迂回し、私のアパートビルに女子プロバスケットボールチーム「ミネソタ・リンクス」の選手たちが住み始めると、公式に春です。芝生も緑が徐々に広がり、木々にも堅い芽が着き始めました。これで、後はオレンジ色の胸をした駒鳥が頻繁に見られるようになると、ミネソタの一番美しい季節へと変化していきます。
 さて、おこもり状態であった間はいろいろなアートシーンを探索し、審美眼を養うというか、結構知的文化的に過ごしました。ギャラリーやミュージアムを訪れた他、意外なところでは、ミネソタ州の議事堂内に飾ってある歴史的な絵画をじっくり鑑賞する機会があったことでしょうか。
 例えばホワイトハウスなどもそうですが、米国内のこうした政治的モニュメントでは多くの美術品やアートを観ることができます。日本の国会議事堂を訪れたことはないのでどうか分かりませんが、例えばこちらでは市役所や裁判所の前庭などにも絵画や彫刻などが飾られています。それもロビーに一つなどという感じではなく、公共施設のロビーや壁はミュージアムのように利用されていたりします。
 さて、ミネソタ州議事堂。昨年100周年を迎えた議事堂には当時から飾られている絵画他、天井壁画などが多くあります。ミネソタの歴史を知ることのできる題材が主です。特に知事謁見室には、正式に州になる前、ミネソタがまだテリトリーだった頃のミシシッピ河畔の風景や出来事を描いた絵画、そして、独立戦争の様子を描いた臨場感あふれる絵画などがあり、いつでも気軽にじっくりと鑑賞することができます。知事の謁見室は内外からの訪問者と知事が懇談したり、記者会見を行なったりする部屋で、重厚な木の装飾や家具など当時の雰囲気を感じさせます。その壁に大型の絵画がかかっているのです。
 毎日行なわれる州議事堂のツアーはミネソタ歴史協会が管理し、定期的に議事堂内のアートだけを紹介するツアーも行なっています。ぜひ、機会があれば、これら絵画にも注意を向けてみて下さい。ちょっとしたものです。
www.mnhs.org
投稿者 Husky15 03:35 | コメント(0) | アート
ミネアポリスのお洒落なショップ 先日パーティのために黒のノースリーブのタートルネックセーターと同色のフレアスカートを合わせてみたら、何かが物足りないと感じました。そうだ、黒のシルクの長い手袋が欲しい!思い立ってダウンタウンで探したものの、見つかりません。もうパーティに行く時間も迫っているし、諦めかけたところで思いついた場所が、ダウンタウンのギャバデーコモンの一階にある「スタイルドライフ」。ここはビンテージ物を含むベルトやバッグ、アクセサリーを中心にしたお洒落なお店です。オーナーのケビンは「ファッションにはちょっとウルサい」と自認するだけあって、アクセサリー使いがファッションを上質のものにすると言っています。
 「手袋ある~?!」と駆け込んだら、やはりさすが、ありました。それもビンテージのいかにもハリウッド的なものが沢山。その中から肘くらいまでの長さのものに真珠のボタンがついているものを購入しました。
 「スタイルドライフ」では、とにかくハリウッドやミュージシャンなどの中で流行っているものなどをひっそり扱っていて、実は穴場です。この春からは女優のエヴァ・ランゴリアやテリー・ハッチャーなども愛用しているアレクシス・ハドソンのバッグをお店に置き始めました。日本でも昨年あたりからJJやフィガロといった女性誌で紹介されています。
 「スタイルドライフ」、今のところミネアポリスで最もファッショナブルなショップじゃないかと思います。
新しいテーマパーク。 アメリカ最大規模のショッピング&エンターテイメントと謳われる巨大モール「モール・オブ・アメリカ」。以前はあのスヌーピーがキャラクターの「キャンプ・スヌーピー」というアミューズメント・パークだったのですが、肖像権の契約の関係でなくなり、しばらくはキャラクターのない遊園地でした。それが、この3月から「ニコロデオン・ユニバース」という人気子供テレビチャンネルのキャラクターたちが一杯のテーマパークに一新されました。
 日本でも「最強キッズTVニコロデオン」というチャンネルがケーブルで観られるようです。アニメーションの番組の「スポンジ・ボブ」なんて私からしてみれば妙なキャラクターが爆発的な人気で(フランスでも人気なんだそうです。)こちらの子供たちはテーマパ-クに登場した着ぐるみにしがみついて歓声を上げまくっています。
 オープニングに行ってきましたが、とにかくカラフルで活気のあるテーマパークに生まれ変わっていました。パーク内のキャラクターグッズのお店も充実しています。コワそうなコースターもあります。(私は苦手。)この日のオープニングには早くから親子連れやマスコミが大勢集まり、リボンカットと同時にパーク内は人で一杯になりました。
 特別ショーはジェシカ・シンプソンの妹アシュレー・シンプソンのコンサートや人気番組に出演しているスターたちの顔見せなどがあり(番組を観ていないので誰か知らないのが哀しい)、熱気であふれていました。
 とにかく屋内にどっかとアミューズメント・パークがあり、天窓から自然光が差し込む中で、ローラーコースターや乗り物が走っているのが圧巻ですね。そして一歩パークを離れるとデパートや専門店がずらり。いつ行っても一つの巨大な惑星に来たような感覚にとらわれます。
www.mallofamerica.com
投稿者 Husky15 05:46 | コメント(1) | 観光
ブログ参加一周年 気がついたらこのブログも早や一年目となっておりました。ということは、LINK USAも開始から一周年ですね。おめでとうございます。(拍手)また、このブログを覗いて下さる皆様にも御礼申し上げます。(深々お辞儀)
 この一年で多少はミネアポリスやミネソタのことをお伝えできたでしょうか。なかなか日常というのはこれといったこともないので、困る事もありますが、できるだけ皆さんに「やぁミネアポリスって結構いい所かも」と気づいていただければと思っています。
 これからもどうかよろしくお願いします。
投稿者 Husky15 02:30 | コメント(3) | カルチャー
モダンダンスの夕べ。 友人に誘われて、ミネアポリスのノースイーストにあるリッツシアターへ、モダンダンスを観に行きました。このリッツシアターは、アートアベニューと呼ばれる通りにあります。隣り近所はギャラリーやアーティスティックなジュエリーなどを扱うお店、そして地元で人気のレストランやバーが並んでいます。もともと打ち捨てられた昔の劇場を地元のグループで地道に改装し、主にダンスやパフォーマンスアートを上演するシアターして甦らせました。中はアーティストのお手製のガラス細工の電灯や、アンティークの椅子など、ところどころに手作り感が漂っています。シアターの座席も有名な市内の劇場が移築する際に放出されたシートを寄せ集めたり、とにかく予算がなくとも、何とか「おらが地区に良いパフォーミングシアターつくるだ!」の意気込みで運営されているのです。
 地元のダンサーだけでなく、ニューヨークやまた世界からバラエティある、時には実験的なダンスやパフォーマンスが披露されています。
 この夜のモダンダンスは地元の振り付け師率いるダンスグループのものでした。友人は「モダンダンスは踊らない」と言うので、躍動感あふれる普段観に行くダンスとは違うとは思っていましたが、やはりちょっと戸惑いましたね。普段観るだんすというのは、やはり鍛えられた肉体とダンス技術を堪能するのですが、モダンダンスというのは「動き」やどちらかといえば、パントマイムのような振り付けが多いこと、時には台詞等が入ったり、全く音楽がなかったり。以前日本の舞踏というのを観たんですが、それとも違う、欧米のモダンダンスというのは形容しがたいものがあります、時々。
 最初の作品で酔っぱらった悲観的な女性の様子を観た後、友人の顔を下目使いに見たら、「次の作品にチャンスをあげてよ」と言われ、仕方なく次のダンスを鑑賞。すると、きちんとダンサーらしい人たちが出演して、動きも面白くなりました。結局最後のダンスまで楽しみました。
 ミネアポリス/セントポールはサンフランシスコやニューヨーク、ワシントンDCなどのダンスシーンに劣らない高い水準を持つ街と、ダンス専門誌にも評価されているそうです。確かに365日、どこかでダンスパフォーマンスが行なわれています。民族色も華やかで、中国、韓国、インド、中近東、フラメンコなど様々な舞踏団が活動し定期的に公演を行なっています。実は穴場かもしれないと思います。

www.ritztheaterfoundation.org
投稿者 Husky15 03:46 | コメント(0) | シアター
昔のスネリング砦ミネアポリス美術館にはミネソタの昔の景観を描いた作品を展示しているギャラリーもあります。そこには、スネリング砦を描いたものもあります。
昔はこんな感じだったんですね。こうした砦がアメリカ中にあった訳です。
投稿者 Husky15 06:03 | コメント(0) | アート
ヒストリック・フォートスネリングの景観お土産屋で馬鹿をしている写真ではなく、全景をどうぞ。ここへは、車以外ですと、ライトレールに乗って「フォートスネリング駅』で降り、徒歩15分です。
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Husky15
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ミシシッピ河畔の中都市ミネアポリス在住15年目です。春から秋の季節の美しさが好きで、冬の寒さを許すことにしています。アメリカというとマスコミやメディアが紹介するものだけのイメージが行き渡っていて、残念です。もっと身近でハートウォーミングなアメリカを知って欲しいといつも思っています。
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