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2007年06月
ジャズライフ2~ツインシティ・ジャズフェスティバル 私のジャズ好きはすでにお話しましたね。毎年恒例、今年で9回目を迎えるジャズ・フェスティバルが先週からセントポールを含め各ステージで開催され、今週末はトリのダウンタウン・ミネアポリスで木曜日から日曜日まで、たっぷりジャズにひたることができます。
 メインはオーケストラホール横のピーヴィープラザというアウトドア広場。そしてメインストリートのニコレット・モールにも数カ所ステージが設置されます。オーケストラ・ホールでは人気のマルサリス兄弟によるデューク・エリントンを讃えるビッグバンドがコンサートを行う予定です。またヘネピン・アベニュー・ユナイテッド・メソジスト教会でも、ゴスペルによるデューク・エリントン・トリビュートが行われます。アウトドア・ステージのコンサートは無料。フードベンダーの屋台も出て、ビールやワインなどを片手にのんびりアウトドア・ミュージックを楽しむことができます。犬を連れてくる人、勿論家族連れ、ついでにストリートパフォーマンスをする人たちなど、夏らしく賑やか。時には途中で雷雨になったりするのも夏らしいです。近隣のバーやクラブでもジャズ演奏が行われ、好きな私にとってはどっぷりジャズ三昧の週末となります。
 夜9時頃まで陽の暮れないミネアポリス、そろそろ夜も佳境に入る頃、ようやく藍色に染まり始めた夜空の下、ラテンジャズのピアノが微かな風にのって響きわたり、ステージ前では数組がダンスする様子を眺めながら、一杯。ミネアポリスに滞在するなら、こういう時間を楽しんで欲しいと思います。
ミネアポリス美術館 たぶんミネアポリスのことを書くと、何度かミネアポリス美術館について触れる事になると思います。私はもともとどこに旅しても美術館や博物館、ギャラリーなどに立ち寄るのが好きです。ルーブル美術館や大英博物館、スミソニアンやメトロポリタン美術館などにも圧倒されましたが、地元の身贔屓、ミネアポリス美術館にはやはり最も愛着があります。
 中規模の美術館とはいえ、2006年に拡張工事を終え新館をオープンしてギャラリー数も増え、約5千年にわたる8万点以上の芸術品を所蔵する業界(?)でも一目置かれるミュージアムなのです。美術館の中ではゴッホを所有する世界19の美術館の一つでもあります。そのゴッホの「オリーブの木」は美術館のコレクション中最も高額だということです。
 その昔当時の財界人たちが住んだ高級住宅街の中に建った美術館は、スミソニアン以外では珍しい入館料無料。特別展だけはチケット購入の必要がありますが、コレクションの常設展や企画展は常に無料で鑑賞できます。また、特別展も企業等のスポンサーで日曜日にはフリーになるというありがたい企画があります。
 数年前に日本美術ギャラリーが拡張され、今では実際の書院造り、茶室が再現されています。国宝級の屏風絵などもあり、日本人の私ですら感心するようなコレクションです。この日本と韓国のコレクションと担当するキュレーターのウェルチさんは、京都で勉強したという日本語も堪能な方。日本人が恥ずかしくなるくらい日本の美術、芸術に精通(当たり前か)しておられる。彼の存在がなかったらミネアポリス美術館のアジアギャラリー、特に日本ギャラリーの現在の充実ぶりは見られなかったんじゃないかと思います。たまにじっくり鑑賞してみると良いですよ。「へぇ~日本って美しい」とちょっと鼻高々になります。
 今夏のミネアポリスは「ノルディック・サマー」というイベントで北欧の様々なカルチャー、アートが見られます。ミネアポリス美術館でもノルウェーやデンマークなどの有名な画家による風景画展が開催されています。豊かだけど厳しい自然をどこか哲学的な視線で静かにとらえた絵画には、眺めるだけで鎮静的な効果があります。暑い夏に冷房の効いた美術館で、穏やかな気分になる、お勧めです。
 ちなみにミネアポリス美術館では日本語のパンフレットが用意されています。短時間で館内のポイントを押さえた親切なガイドです。ご利用下さい。
www.artsmia.org 
ダルースへ行こう! 友人の結婚式が五大湖最大のスペリオール湖を望むリゾートであり、ミネソタ州北部のダルースという湖岸の街へ。結婚式の行われるリゾートはそこから車で20分くらいのツーハーバーという所にあります。
 スペリオール湖はご存知の通り世界最大の淡水湖。ミネソタ州とカナダ国境、ウィスコンシン、ミシガン州にも海岸線(といっていいのかな?)は伸び、どの沿岸からも向こう岸は見えないので、まるで海のように大きい。夏でも水温はとても低くて、手を入れると凍るように冷たい。(ビーチもあるけど、私は泳げないですね、この冷たさで。)
 ダルースはミネアポリスから約2時間半のドライブ。昔はアムトラックの路線もあったけれど、今はグレイハウンド・バスが運行しています。アメリカ最大の港湾都市として発達したので、イメージとしては工業っぽいけれど、実際は美しいウォーターフロントのある近隣の観光地として賑わっています。丘陵には鉱山で栄え財を成した邸宅などが見え、世界でも珍しい淡水魚ばかりを集めた水族館が建ち、今も大型船が出入りする港を囲むように遊歩道や公園が憩いの場。
 ギャラリーやアウトサイドカフェ、遊覧船など、観光客が好きそうなものも揃っていて、一日はゆっくりできます。秋にはぜひ、湖岸を走りぬける景観の良い観光列車などに乗ってみたいもの。
 ダルース市内には他では珍しくカジノもあります。でも一番のお勧めは、ダルースからスペリオール湖岸に続くシーニック・バイウェイという景観道路。全米に指定されていますが、この「ノースショア・ドライブ」は木々の濃厚な緑と海のように広がる湖に沿う美しいハイウェイです。約2時間くらいで往復すると、途中には
古い灯台や鉱山で財をなした一家がかつて所有していた大邸宅などにも立ち寄ることができます。夏から秋、ぜひダルースへ行こう!
www.visitduluth.com
投稿者 Husky15 23日 00:28 | コメント(0) | 観光
ミシシッピ河畔は散歩のメッカ 季節が良くなるとやたらと歩きたくなるものです(車がないから、とにかく歩かにゃならんということか)。昨日も同僚と昼休みにミシシッピ河岸セントアンソニーメインと呼ばれるエリアまで歩いてランチとしゃれました。この通りは元々ミネアポリスの街が始まったところ。川沿いのストリートがメインストリートでした。当時の石畳が一部今ものこっており、また、当時からの場所に今もオープンしているタバーンがあります。
 ミシシッピ河畔を通る道路はミネアポリス市内に指定されている「グランド・ラウンド」というナショナル・シーニック・バイウェイの一部でもあり、整備された遊歩道が続いています。両岸と河をわたる歴史史跡のストーンアーチ橋などを含め、散歩に最適です。昼休みには速歩やジョギング、ローラースケートをする人々も見受けられます。犬の散歩、サイクリングなども盛ん。遊歩道の途中、ブーム・アイランドからは外輪船を模した遊覧船「ミネアポリス・クィーン」のリバークルーズも出ています。川面に映るダウンタウンのスカイラインを眺めながら、のんびりミシシッピ河畔を散策するのは、この季節の楽しみの一つです。
 アート・フェスティバル、ライブミュージック、水の祭典「アクアテニアル」や独立記念日の花火などイベントも多くなりますが、河の穏やかな流れを横に大河の一部を感じるひとときが最も印象的だと思います。
ミネアポリスは今最高の季節 何度かブログ更新をしようと思いながら手間取ってしまいました。そうこうしているうちに6月も半ばを過ぎてしまいました。ミネアポリスは今最も美しい季節じゃないかと思います。時折通り過ぎる雷雨やストームでさえ、日増しに色濃く深まる木々の緑をますます鮮やかにし、荒々しい天候の後には風を感じる穏やかな夕べを楽しむこともできます。この季節はあまりどこかへ旅行したいとは思わず、ただ地元でのんびりすることだけを考えてしまうのです。(ただの怠け者か?)
 仕事を終えた後、目抜き通りのニコレット・モール沿いのレストランのアウトサイドカフェや、オーケストラホール前のピーヴィープラザで毎年行われる「アライブ・アフター5」というライブ・ミュージックなどを気軽に楽しんだりします。また、毎週木曜日にモールの歩道に並ぶファーマーズ・マーケットで新鮮な野菜や果物を買ったり、地元のベーカリーのデザートや、農家が売りにくる蜂蜜等を試したり。(チーズや薫製なども試したい。)
 約2キロ程のニコレット・モールは夏の憩いの場です。6月末には州内をリレーする自転車レースの最終ラップがダウンタウンで行われ、また屋外ステージのジャズ・フェスティバルなども行われます。市街に寄り添うローリング・パークでは
野外映画とライブ・ミュージック、アートフェアなどがあり、散歩がてら立ち寄ってみたくなります。シェクスピア劇やコメディまで、野外ステージになります。
 アメリカでも北部に位置するミネソタは、まるで北欧のよう。夏は日照時間が長く夜9時過ぎまで暗くならないので、とにかく皆外でのんびりするのが好きなのです。家では庭でバーベキュー、レストランやバーではアウトドア・テーブルが定番。音楽もシアターも買物も、とにかく外が一番のミネアポリスの初夏です。
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Husky15
性別 女性
ミシシッピ河畔の中都市ミネアポリス在住15年目です。春から秋の季節の美しさが好きで、冬の寒さを許すことにしています。アメリカというとマスコミやメディアが紹介するものだけのイメージが行き渡っていて、残念です。もっと身近でハートウォーミングなアメリカを知って欲しいといつも思っています。
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