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2007年11月
ホリデーライティング開始 先日セントポール市内中心のライスパークの木々がライトアップされました。感謝祭も終わり、本格的なホリデーデコレーションの開始です。セントポールのこのライスパークは、季節が良い間人々の憩いの場となっています。この公園を囲むように、昔は裁判所であったちょっと地味なお城といった風情のランドマークセンター、オペラや室内管弦楽、ブロードウェイのショーが催されるオーッドウェイ・センター・フォー・パフォーミングアーツ、歴史史跡に指定されている伝統あるホテル、セントポールホテルなどが並んでいて、この辺りはちょっとしたヨーロッパの小都市のような雰囲気です。
 セントポール出身で最初のコミックが地元紙に掲載されたチャールズ・シュルツ氏を記念して建てられたお馴染みのスヌーピーやチャーリー・ブラウンなどのキャラクターのブロンズ像もランドマークの一つとなっています。また、公園の隅っこにひっそりとたたずんでいるのは、同じセントポール出身、アメリカを代表する作家、F・スコット・フィッツジェラルドの銅像です。こんな記念像のあるのもヨーロッパ的。
 さてこのライスパークを中心に毎年ほのぼのとした光のデコレーションが施され、市長の点灯式なども行なわれます。冬も深まり雪が降るようになると、また、特別な美しさになり、なかなかです。こうしたホリデーライティングを眺めながら、セントポールホテルの窓際でディナーなんていうのもいいものです。
ノースウッズを愛する写真家 日本から戻って以来、時差ぼけ、インフルエンザ、ものもらいと立て続けで、ようやく現場復帰しました。年をとると体力が衰えて困りもんです。
 たまっていたメールをチェックしていて、以前東京でお会いしたことのある写真家の大竹英洋さんからのメールを発見しました。数年前、生前ミネソタ州観光局の日本代表をされていたTさんが、「ミネソタ州のノースウッズを写真に撮っている若者がいるんだよ。」と連れらて行ったのが東急東横線「学芸大駅」の駅前にあるカフェ「平均率」でした。そこで、大竹さんの写真展が開かれていました。静かにクラシック音楽が流れ、木造のインテリアの落ち着いた雰囲気の中、とても香ばしいコーヒーの香りが漂っていました。そのカフェの壁に、ミネソタ州北部の森の様子を写した静けさと淋しさをたたえた大竹さんの作品が並んでいました。そこには、押し付けがましさのない「自然」を包有するミネソタを感じとる事ができました。霜におおわれた枝葉、ノーザンライトと呼ばれるミネソタのオーロラ、森で眠る子鹿のアップ、どの写真にも静かな緊張感と澄んだ自然への愛着が感じられます。
 大竹さんは「最初はミネソタへ狼の写真を撮りに行こうと思ったのです。」とおっしゃっておれらました。ナショナル・ジオグラフィック誌などでも活躍する自然写真のカメラマンとして有名なジム・ブランデンバーグに惹かれ、彼を尋ねてミネソタ州のイーリーを訪れ、北部の深いノースウッズに魅せられたとのこと。その後も大竹さんは、ミネソタ州境いとカナダへカヌーの旅に出、じっくりと腰を落ち着けて写真を撮っておられたようです。
 そんな大竹さんからのメールには、また「平均率」で写真展をするというメッセージ。ミネソタにいる身としては当然行けないのが悔しいばかりです。今度はカナダを中心にした写真展のようです。でもきっかけはミネソタ州北部から始まったと言ってもいいんじゃないでしょうか。
 東京にお住まいの皆さん、ぜひ大竹さんの写真展へおでかけ下さい。「平均率」というカフェも素敵ですよ。
会期:2007年12月1日(土)~12月24日(月)
会場:平均律~珈琲と紅茶とバロック音楽~
東京都目黒区鷹番3-7-5 Tel.03-3716-6537
営業時間:月12:00~18:00 火~金12:00~22:30 土12:00~22:00 日13:00~21:00
※7日20:00まで、22日18:00、24日17:00まで期間中無休
交通:東急東横線「学芸大学駅」西口徒歩0分
会場のHP、地図はこちらwww.heikinritsu.jp
www.hidehiro-otake.net
ミネアポリスだから、リアルにジャズ満喫。 いや~、日本で初めてジャズ・ギターリストのアル・ディ・メオラを観た時は、豆粒のような彼の奏でる音楽を千人くらいの観客と一緒に楽しんだのですが、昨夜のミネアポリスの老舗ジャズ・クラブ「ダコタ」で観た「アル・ディ・メオラ、ワールド・シンフォニア」は、もうそんなのがどこかにいってしまう程。2メートルほど先の一段高くなったステージにリラックスして現れた彼は「10年も経ってないよね、前に来てから」なんて言いながら、ギターをかかえ、もう魔法のような指さばきで満席のジャズクラブの全員を釘付けにしたのでした。「近い!!ものすごく近い!」と興奮。こんなに生々しくていいのかという程、音もミュージシャンもリアル。やっぱり、こういうジャズ体験が一番ですよね。息を詰めて見とれて、聞き惚れてしまう演奏ながら、周りの雰囲気はあくまでもリラックスしていて、あたたかい。一曲ごとにわ~っと歓声があがる中、観客が嬉しそうに声をかけると、アル・ディ・メオラもにこにこして応えます。
 9時半から始まる2回目のショーだったので、30ドル。「こんなお手頃でいいのか!」という値段ですよね。アル・ディ・メオラなのですよ!?ダコタ・ジャズクラブでは過去にもマッコイ・タイナーとかダイアナ・クラールとか日本でもお馴染みのジャズ奏者を何か「お気楽に」楽しませていただきました。コンサートホールにはない親近感とリアルな雰囲気で、心から堪能できます。
 皆気軽に写真を取ったりしていました。あ~カメラを持っていかなかった私。残念です。
 この「ダコタ・ジャズクラブ&レストラン」は最近こちらの全国版の雑誌などでも「アメリカ有数のジャズクラブ」と評価され、トランぺッターのウィントン・マルサリスも大好きなジャズクラブと紹介しています。ぜひ一度お立ち寄り下さい。
www.dakotscooks.com
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ミシシッピ河畔の中都市ミネアポリス在住15年目です。春から秋の季節の美しさが好きで、冬の寒さを許すことにしています。アメリカというとマスコミやメディアが紹介するものだけのイメージが行き渡っていて、残念です。もっと身近でハートウォーミングなアメリカを知って欲しいといつも思っています。
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