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アクティビティ

インドアのお楽しみ。 先日知り合いが女性ばかりで遊びに行ったというので、どこへ行ったのか聞いてみると「カジノ」という答え。ギャンブルが好きな人には見えないだけに「へえ~」と思いました。彼女いわく、冬だとうろうろしなくてすむところへ女友達のグループで一泊で出かけ、カードゲームをちょっとやってみたりビンゴと呼ばれるグループで参加するゲームに参加したり、子供のようにコインでマシーンを楽しんだりして、それから食事をしてべらべらおしゃべり。時にはカジノ内のシアターでライブ音楽や有名ミュージシャンのコンサートなんかもあるし、「結構楽しいよ」とのことでした。
 「カジノ」と言えばやはりラスベガスなんですが、ミネソタ州ではネイティブ・アメリカンの部族の居留地(リザベーションと言います。)に彼らがカジノをオープンしても良いことになっており、現在約
20あまりのカジノが州内にあります。
 ダウンタウンから一番近いのが「ミスティックレーク・カジノ」。ここだと車で30分強で、平日夜に遊びに行くことも可能です。ゴルフ場やホテルを兼ね備え、本格的なコンサートホールもあるので、ロックからクラシック、ジャズまで有名ミュージシャンのコンサートもよく行われています。レストランもカジノも24時間オープン。市外各所から送迎バスもあります。
 知り合いいわく、「ちょっとマイナスはアルコールが飲めないこと」。こうしたカジノの多くはネイティブアメリカンの文化からアルコールをいっさい提供していません。ソフトドリンクとコーヒーを飲みながらギャンブルに嵩じる人々の姿が見られます。
 冬だから、こうして室内にこもって大人の遊びを楽しむというのも一興かもしれません。

http://www.mysticlake.com/
パウダースノー。 東海岸は大雪で大変そうですね。この時期スノーストームがあると、家族とクリスマスホリデーを過ごすために旅する人たちは大変です。飛行機がキャンセルになったり、ドライブにいつもより時間がかかったり、列車が立ち往生したり。
 その反面、大雪の東海岸の子供たちがそりすべりや雪合戦などを楽しんでいる姿がテレビなどに映ると、冬らしく和やかな感じがするのも否めません。
 ミネソタもクリスマス前後にスノーストームになるという予報です。外を見るとちらちら雪がちらつき始めています。長く暮らしていると雪の種類というのが判るようになって、この雪は積もる雪だなとか、これは積もらないなと空から落ちてくる雪片を見て納得することができます。今日の雪片は小さな粉。これは積もる雪です。乾いていて粉のような雪です。
 北の方の低い山に行くと、こうした雪が積もって絶好のスノーボード環境となっています。実際「え~ミネソタでスキー?!」という人もいるのですが、意外にスキーは盛ん。特にスノーボードは盛んです。乾いたパウダースキーが良いのだそうです。またなだらかな丘陵地帯のスキー場はスノーボード初心者にとっては体験したり練習したりするのに良いようです。
 私の友人も中年になってからスノーボードを始めたので、こうしたスキー場でたまに楽しんでいます。雪が降ってくると「あ、この雪はスノボーに持ってこいだ。今週末は練習に行くかな~」と言います。ところが、その後は普段あまり使わない筋肉を使うとかで、「あ~身体が痛い~」と嘆いています。これが遅咲きの苦しいことろですね。
 ミネソタ州ではルッツェンと呼ばれるカナダ国境に近い山がスキー場として人気があります。

www.exploreminnesota.com
冬には屋内庭園。 皆さんを驚かすわけじゃありませんが(でも驚かれるだろうと思います)、ミネソタの寒さは厳しい時は摂氏零下21度なんて気温の日もあります。さすがに外に出るとほおや鼻先が痛いくらいの寒さです。こういう環境だと、零下5度とかだと、「今日はあたたかだね~」などと言ってしまうから恐ろしいものです。
 長い冬になると家の中にカラフルな切花を飾ったりしたくなるものですが、いかんせん冬場は花も少々お高くなります。毎日花を絶やさないというところまではいきません。そんな時には、セントポールのコモ公園内にある屋内庭園「コモ・コンサバトリー」を訪ねてみたくなります。
 ガラス張りのドーム型の温室では熱帯の花々も含め、冬の間もカラフルな花々を観賞することができます。もちろん室温もあたたかく、何よりも明るい自然光に包まれていることですね。
 外は雪と氷に囲まれていても、このコンサバトリーの中は別世界。こんな屋内庭園がある家に住めるとしたら贅沢でしょうね。でも長い冬の間、心も身体も元気になるだろうと思います。
 現在はホリデーフラワー・ショーが行われています。蘭の鑑賞会もあります。
 寒い時にはこうした屋内庭園で鮮やかな花や緑の木々を眺めて、ひと時季節を忘れたいものです。ちなみにエレガントなコンサバトリーは、結婚式の場所として人気があります。また公園敷地内には動物園もあり、家族連れが気軽に訪れています。大晦日などにイベントもあるようです。

www.comozooconservatory.org
ランドマークセンター。 経済危機は終わったみたいなことをニュースで時々聞くものの、アメリカの失業率はまた10%以上になり、小売店の伸び率も低いなんてことも耳にします。これからホリデーシーズンにかけて、エンターテイメントやお楽しみに費やす予算もしめてかからねばという感じは、まだ今年もありそうです。実際私もどうやってあまりお金をかけないで、冬の間充実した文化的でアクティブな生活を送ろうかと考え、いろいろ知らべています。お出かけの際のイベントと外食、そうした支出は「結構高くつくよな~」の毎日ですから、工夫やアイデアが必要です。
 こんなときはやはり、無料やお安いイベントなどを探すに限ります。意外に面白いことがあるものです。州都セントポール市内中心にあるライスパークに面したランドマークセンターという建物。まるで小さなお城のような建物は一応街の史跡でもある歴史的なビルです。昔は裁判所などがあったところで、今はミュージアムやイベントスペースとして利用されています。
 このランドマークセンターでは昼休みに無料のクラシックコンサート(毎週木曜日)やバレエ(毎週火曜日)が行われています。ランチタイムに立ち寄る人々もあり、なかなかです。また、週末には家族で楽しめる催しも行われます。恒例のホリデー・ギフトショーは安い入場料で、地元のクラフトマンやアーティストの作品を展示即売します。建物自体も木曜日と日曜日に定期的なツアーで楽しむことができるので、何かのイベントのついでに参加するというのもよいと思います。
 年間を通じて、いろいろな国や人種をお祝いするイベントも豊富で、ここで開催されるアーバン・エクスぺディションというシリーズは、その時々違った国をテーマに音楽やフード、展示などが楽しめるイベントです。入場料も無料。来年は韓国やハンガリー、ガーナなどさまざまな国の文化を紹介する予定です。
 センター内にあるAmerican Association of Woodturners Galleriesは内外の木工アーティストの作品を展示するミュージアムで、日本のアーティストも時々紹介されています。The Schubert Club Museumは楽器や音楽に関連した展示を行っているミュージアムです。シューベルトクラブは150年以上の歴史を持つミネソタのクラシック音楽協会で、今も世界の有名演奏家を招待してコンサートシリーズなどを行っています。
 ここに来れば、結構一日楽しく過ごせます。クリスマスシーズンにあるとライスパークもライトアップされますし、勿論気候の良い季節には公園内でのんびり過ごしたり、有名なピーナッツのキャラクターとスヌーピーのブロンズ像をたずねたりもできます。
 
www.landmarkcenter.org
冬でも水しぶき。 友人が電話してきて、「今日は子どもと付合って疲れた」というので、「何をしたの」と訊くと、「ウォーターパークへうちの子と彼女の友達を何人か連れていったんだ」と本当にお疲れ様の声。ウォーターパークといえば、ウィスコンシン州のウィスコンシン・デルズが全米でも有名ですが、ミネアポリスにもホテルに併設された割合に本格的なウォーターパークがあります。友人が行ったのは、ブルーミントン市の空港とモール・オブ・アメリカの近くにある「ラジソンホテル」。最近ラジソン系になったのですが、「ウォーターパーク・オブ・アメリカ」という屋内ウォーターパークがあって、宿泊しなくても利用できるのです。
 冬が長く厳しいミネソタでは、親は子どもたちを遊ばせるのに非常に頭を悩ませるものですが、こうしたウォーターパークは時々そうしたフラストレーションの解決になる訳です。長いチューブ、サーフィンの出来る波のあるプール、ウォーターライドなど、大人も結構楽しめるものです。
 内装はノースウッズ、ミネソタの森を意識したもので、熊やリスが木々にぶら下がっていたり、丸太の飛び石があしらってあったりします。子どもには楽しい感じです。子どもとお父さんをウォーターパークに行かせ、自分はホテル内のスパに行くという友人もいます。あ、そういう手もあったか、ですね。
 冬の間たとえ一日でもこういうところで過ごすのも、「キャビンフィーバー」と呼ばれる長い冬の副作用の憂鬱な気分解消に良いでしょう。
www.waterparkofamerica.com/
www.radisson.com/bloomingtonbymoa
冬でないと出来ない。 ミネソタで冬盛んなものと言えば、「アイスフィッシング」。これは亡くなったミネソタ愛好者のTさんも「ワカサギ釣りみたいにセコいもんじゃないんだよ」とおっしゃっていたくらい本格的です。なんせ、湖には深さ1メートル以上の氷が張ったりしていて、氷上にトラックで乗り付けたりするくらいですから。厳重防寒装備でテントなんか張って、穴をあけた横で小さなヒーターに当たりながら魚がかかるのを待つなどは朝飯前。大掛かりになると、「フィッシングハウス」と呼ばれる小屋を移動させてきて、氷上に住み着いてしまう方もいます。(休暇中ですが。)ミネソタ州も北部の湖に行けば、あちこちにそうした小屋が見られます。小屋もただ単に屋根と椅子があるだけのものから、ちょっとした料理もできて、テレビもあって、ベッドや簡易トイレ付きなんていうのもあります。贅沢にしたければ、何人も泊まれるようにしたり、インターネットも出来たりという、とんでもなく「家」に近いものもあるのです。(サテライトがついているなんてのもザラ。)
 こうした小屋の中には開け閉め自由な穴があって、そこから氷上に釣りの穴をあける訳です。そしてテレビでスポーツ中継を観たり、カードゲームをしたりしながら、魚がかかるのを待つという、何とも「自堕落な」アイスフィッシングも楽しめるのがフィッシングハウスの楽しさでしょうか。
 勿論トーナメントなどになると、外できちんと穴のそばに陣取って真剣なフィッシングです。毎年ブレーナードという湖岸地帯で行なわれる一大トーナメントには何と2万人近い人が参加し、氷上が人々でおおわれてしまうくらいです。鳥瞰写真を見ると、黒い人の影がびっしり白い湖面をおおってしまっています。
 「アイスフィッシングを経験しないと、ミネソタで魚釣った事にならないよ。」と亡きTさんは言っていましたっけ。冬だけのお楽しみです。
雪が降ると喜ぶのは犬だけじゃない。 ぐちっていたら、本日のスポーツニュースで、ティンバーウルブスの監督が低成績の責任を取らされ解雇されてしまいました。後任にはジェネラルマネージャーでもあるケビン・マケール氏。ミネソタが輩出した往年のセルティックスの名選手である彼、いつもアリーナの席で試合を見守っている姿が見られたものです。今や優勝チーム、セルティックスで活躍するガーネット、かつてセルティックスの原動力だったマケール氏。なかなか歴史というのは面白いですね。
 さて、雪が続いています。市内は真っ白、そして道路は汚れた雪で灰色。お馴染みの冬景色となりました。近所の犬が嬉しそうに雪の中を転がるように走り回っていましたが、寒そうにコートを着せられた小さな犬は道の角っこで震えていました。こんな季節、雪が積もると喜ぶのはスノーモービル愛好者達です。郊外、そして北部の町々で、シャープなそりのついたスノーモービルを乗り回す人々が増えます。小さな町になると、近所へのお出かけにもスノーモービルを使うという人もいるくらいです。(アラスカか何かのようですね。)
 私も何度か便乗したことがあります。冬場家族所有のキャビンなどに行くと、これが娯楽の一つ。スノーモービルで雪の深い森の中や湖岸をドライブします。勿論
重装備。つなぎのスキーウェアなどの上にダウンジャケットなどで風をつっきって走るスノーモービルに挑みます。ただ、なぜか,乗車中は寒いとは感じないものです。自分で運転するとまた違った興奮があるのだと思いますが、誰かの後ろにつかまっていても、そのスピード感や雪を切り取っていくような走りをフルに感じる事ができます。
 ミネソタ州にはスノーモービルやモーターサイクルの老舗「ポラリス」の本社があります。そんなこともあってか、一般家庭でもスノーモービルを所有し、冬になるとトラックにつんでドライブに出かけるという友人も珍しくありません。雪がどかどか積もると嬉しい人たちがいるのですね。
 冬の間には北部の町では、スノーモービルのレースなども行なわれます。ただ、野外で観戦するよりは、運転した方が良いかもしれません。立っているとしんしんと足下から身体が冷えてくる、ミネソタの冬ですから。
ミネソタの冬を飾るもの ミネソタの冬は「白鳥」の訪れる季節でもあります。中西部でもウィスコンシン、ミネソタは白鳥が訪れることで知られています。ミシシッピ河に集まり、この時期白鳥の群れを川面に観る事ができるのです。ミシシッピ河畔の町ではこうした白鳥ウォイッチングのイベントなども行なわれます。
 北米に生息する、かつては100羽をきっていたトランペタースワンと呼ばれる大型の白鳥は、現在1万羽以上に増え、こうして集まってくるようになったそうです。
ミネアポリスから約小一時間くらいのところにモンテセロという町があります。ここには原子力発電所があり、実はその発電所の熱によって河の水が凍らず、毎年1500羽余の白鳥が集まってくるのだそうです。「なき白鳥」とも言われるため、数が集まるとその鳴き声がそれこそラッパのようにやかましいのですが、(地元の公共ラジオ局の中継で聞いただけでも、本当にうるさい。)群れてすいすいと水面をいく白鳥たちの様子はやはり優雅に見えますよね。時々数羽が近くの湖や公園の池などにも現れ、のんびり水面に浮かんでいたり(池が凍っていない場合ですが)するのを見かける事もあります。
 でもできれば一度群れをなす白鳥や水面から大胆に大きな翼を広げて飛び立つ彼らを観てみたい気がします。
 公共ラジオのウェブサイトにナショナルジオグラフィックなどで有名なミネソタの自然写真家ジム・ブランデンバーグさんが撮った白鳥の写真があります。
http://minnesota.publicradio.org/features/2007/12/28_swans/index.shtml
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Husky15
性別 女性
ミシシッピ河畔の中都市ミネアポリス在住15年目です。春から秋の季節の美しさが好きで、冬の寒さを許すことにしています。アメリカというとマスコミやメディアが紹介するものだけのイメージが行き渡っていて、残念です。もっと身近でハートウォーミングなアメリカを知って欲しいといつも思っています。
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