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ミネアポリス・コンベンションセンターの別の顔~ローラーガールズ。 昨日日本は3月3日、桃の節句でしたね。雛祭り。お雛様なんてしばらく飾っていません。そういえばお雛様を3月3日以降にまだ飾っていると「かたづかない」といって、婚期が遅れるなんて言われたことがありませんか?お雛様というのは、どうも前世代の結婚観が象徴されているように思うときがあります。それにしても、5月5日が祝日で、3月3日が祝日じゃないのは今だ不服だなあ。
 女の子という言い方は時として居心地の悪いものですが、こちらアメリカでも「ガール」というのはなかなか使いにくいものです。
 ところが、最近着実にファンを増やしているタフな「ガールズ」が、ミネアポリスのコンベンションセンターを盛り上げています。ビジネスやトレードショーなどに利用されるコンベンションセンターで定期的に行われているのが、「ノーススター・ローラーガールズ」というトーナメント・イベント。4、5チームがその昔流行ったローラースケートで周回しながら、激しく当たり合い、レースをするというゲーム。子供の頃テレビなどで観た人もいるはず。(古いけど。)
 いつもはビジネスピープルが闊歩するコンベンションセンターにそんなレースの日は、タフでキッチュなパンクファッションのローラーガールズたちとそのファンが集まり、歓声を挙げています。それぞれのチームはワイルドにラフに対戦チームとやり合い、誇らしげに独自の個性をぶつけ合います。そんな彼女たちを「ガールズ」と呼ぶことには何の躊躇もありません。イベントは地元のバンドのライブ音楽があったりして、お薦めです。
www.northstarrollergirls.com/ 
冷凍野菜のキャラクター。 ホリデーシーズンの何か面白い催しはないかな~とミネソタ州政府観光局のサイトをチェックしていたら、「つまらんけど、おもろい」というイベントが結構ありました。中でも、ブルーアース(何やらSF的な名前)という小さな町で毎年ホリデーシーズンが始まることをお祝いして催されるイベントに笑ってしまいました。(多分町の人もおもしろがりながらやっているはずだ。)
 アメリカの冷凍野菜ブランド「グリーンジャイアント」はミネソタで開発されたのですが、このキャラクターが緑色をしたピーターパンの衣装みたいなカッコの大男「グリーンジャイアント」。パッケージに必ずこのイラストがプリントされています。
 ブルーアースという町にはこのグリーンジャイアントの巨大な(ジャイアントですから)銅像が建っていて、毎年ホリデーシーズンを迎える頃に、この銅像にマフラーを巻くのが恒例のイベントになっているのです。マフラーも勿論それなりの大きさなんでしょうね。
「ブルーアース」という名前の町にそびえるマフラーを巻いた緑の巨人像。ふ~む、なかなかおもろい。訪ねてみる価値はあるかもしれません。
ミネソタ最初の町で開催される一大フェスティバル。 一度は行ってみろ~と友人に言われているフェスティバルが、ミネソタ最初の町と呼ばれるスティルウォーターで毎年盛大に行われる「ランバージャック・デー」。ミシシッピ河支流のセントクロイ河畔の丘陵が美しく川面に映る、まるでヨーロッパの小村のような歴史ある町で開かれるこのイベントには3万人以上の人が集まるそうです。ミネアポリス/セントポール市街から約30分のドライブという便利さで、四季を通じて人気のある観光スポットでもあります。
 一万個の湖というキャッチフレーズのあるミネソタ州の一万6千個以上の湖は、その昔大男の木こり、ポール・バニヤンの足跡からできたという民話があります。北欧のように常緑樹の美しい森が湖岸を囲むミネソタ州。ミシシッピ河の源流はそうした森林の湖から湧き出し、河口へと流れています。カナダ国境で伐採された木々がその河を利用して運ばれた歴史から、北部には多くの木こりが集まっていたといいます。
 木こり、ランバージャックのお祭りが「ランバージャック・デー」です。とにかく盛大で、3日間、野外コンサートやマラソン、ボートなどのスポーツイベント、花火大会、パレードと盛りだくさん。そして勿論メインは、ランバージャックの技術をもとにしたトーナメントです。ログローリングは水に浮かんだ丸太の上を渡る競争、時には丸太上で落としあいの対戦もあります。空高く立つポールをいかに早く登りきるか、巨大な丸太をどれだけ遠くへ投げられるか、丸太をどれだけ早く切断できるかと、さまざまな競技が行われます。ダイナミックで男っぽいゲームの数々は、観客を大いに沸かせます。
 旅行業界からアメリカでももっとも楽しいイベントとお墨付きをもらったこのランバージャック・デー。
時にはディズニー映画で人気の若手スターや有名ロックミュージシャンなども登場するので、大人気です。「一度は行ってみたい」イベントですね。
www.lumberjackdays.com
ミネアポリス・モザイク 6月になると様々なアートフェスティバルが夏に向けて目白押し。そんな一つが数年前に市長の肝入りで始まったミネアポリス・モザイクです。「モザイクのように様々な人種やグループが鮮やかな文化を形造っている」というようなコンセプトといえるでしょうか。ミネアポリスの中で育まれる移民文化とアート&カルチャーにスポットを当て、改めて讃えようというアート期間です。8月末までローカルの様々なエンターテイメントを紹介しています。
 そのキックオフ・イベントが今週末。そしてそのPRのために本日ランチタイムに市内の屋内広場クリスタルコートで今年特別招待のメキシコのバレエ団のダンスが披露されました。ミネアポリスと姉妹都市公式提携を結んだばかりのモレロス州クエルノバカ市のモレロス・バレエ団の団員11名がキックオフ・イベントの舞台を飾ります。メキシコの伝統音楽を盛り込み、クラシックバレエとモダンダンスを融合させたダンスはなかなか。団長で創始者の女性とお話したら、なんとプリマの一人が日本人女性とのこと。「マミはすごくいいダンサー」と言っておられました。ちなみにクエルノバカ市は関西の箕面市と姉妹都市です。
 モザイクはミネアポリスの移民文化を知る最適のイベント期間です。夏の間、そうした文化を知る各種フェスティバルや、また地元のアートムーブメントを存分に楽しみたいと思っています。
www.minneapolismosaic.com
クロスカントリー・スキーとスキージョリング 今年も市長肝いりのウィンタースポーツ・イベント「City of Lakes Loppet」が開催されます。これは日本では「歩くスキー」なんて呼ばれるクロスカントリー・スキーのレースがミネアポリス市内の湖面、湖岸周辺の遊歩道やアップタウンで行なわれるイベントです。アーバン・レースとしては全米でも最大規模のものということ。街中のウィンタースポーツ好き数千人がレースに参加します。クロスカントリー・スキーだけではなく、今年は「スキージョリング」と呼ばれるスポーツのレースも行なわれるそうです。
 このスキージョリングというのは、昔から馬などにスキーをする人をひかせる遊びで、最近では犬ぞりのように犬にひかれて滑るのがポピュラーになってきました。普通は2匹くらい。犬を専用のリーシュにつないで、走る犬のスピードひかれてスキーをします。これはもう犬ぞりと同じ様なコントロールが必要とされます。訓練も(犬と人と)必要ですし、レースとなるとそれなりの経験が必要になってきます。飼い犬をちょっとつないでという訳にはいかないようです。
 経験からいうと、うちのハスキーをローラーブレードをする時に引き綱を持って走らしたことがありますが、コースを守るのがどんなに難しいことか。(特におバカな犬と一緒では。)スキーをするのはどんな感じだろうと思ってしまいます。
 ミネアポリスでは一般の人も少し気温が穏やかな日は、気軽に近所の公園等でクロスカントリー・スキーやスノーシューを楽しみます。家にそうしたギアを常備している人は大勢いて、車の後ろに常に積んでいる人も珍しくありません。いつでもできる感じで、「さぁスキー場に行こう」とかいう特別感がないのですね。
 冬のスポーツが苦手な私も犬と遊ぶのは好きなので、スキージョリングは一度体験してみたいと思います。
www.cityoflakesloppet.com
セントポール・ホテル ウィンター・フェスティバルで賑わっている州都セントポール市内。今年は気温がとても低いこともあって、市の中心に設けられた雪と氷の彫刻のディスプレイやアイススケート場のコンディションは良いようです。こんな寒さでもパレードやアウトドアイベントが賑わうのは、いかにもミネソタです。
 そんな中心部にひと際歴史的などっしり感で建っているのが、全米史跡ホテルに指定されている四つ星ホテルの「セントポール・ホテル」です。歴史あるホテルは1800年代からミネソタの政財界の大物や有名人の集うところとして知られていました。セントポール出身で現在アカデミー賞にノミネートされているブラッド・ピット主演「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の原作者F・スコット・フィッツジェラルドもよく訪れたといいます。
 オリジナルのウォーターフォードのグラスのシャンデリアや、クラシックなインテリア、重厚で男性的なホテル・バーなど今も当時を偲ばせてくれます。このセントポール・ホテルのクラシックさは、長く続いている「アフタヌーン・ティー」でしょう。冬の間、週末に楽しむ事ができる本格的なアフタヌーン・ティーはこのホテルの伝統になっています。スコーンやデザートがちょいとアメリカ的なのがイギリスのハイティとはちょっと違っているものの、多分昔は町の名士夫人たちが集って楽しんでいたんだろうと想像できます。
 外にはまだ雪、そしてちょっとクラシックなホテルでアフタヌーン・ティー。なかなかです。
www.saintpaulhotel.com
雪と氷の祭典。 どかどか雪が降り続き、除雪車が奔走していますが、とても間に合っていません。今年もミネソタらしく雪が降り、寒さも数年前のような暖冬ではなく結構寒いので、月末に開催されるセントポールの「ウィンター・カーニバル」も心配ないでしょう。
氷の彫刻展や犬ぞり短距離レースなどもこういう気候の方が盛り上がります。ただパレードやマラソンなどが大変そうだけど。
 氷の彫刻は函館の雪祭りほどスケールは大きくないですが、結構よく出来たものもあって、毎年盛況です。勿論雪の彫刻もあります。これらはコンテストで毎年最優秀賞が決定されるので、レベルは高いです。何年かごとに巨大なアイス・キャッスル(これはスポンサーがいるので、なかなか毎年という訳にはいきません。)が街の中心に飾られて、これは夜になるとライティングされたりして非常に美しいです。またやって欲しい。フェスティバルの歴史展は毎年開かれるので、そこで実際氷の城がどんなものであったか確かめることができます。
 今年はフェスティバルにブルース音楽のコンサートなども加わり、なかなか賑やかになりそうです。北米で最も古くからあるウィンター・カーニバルと言われています。地元の人々にとってはとても馴染み深いイベントなのです。
 www.winter-carnival.com/
 
犬ぞりレース。 毎年1月の終わりに開催されるのが、スペリオール湖岸のダルース郊外のコースを走破する犬ぞりレース「ジョン・ベアグリース犬ぞりマラソン」です。観戦しに行きたいと思いつつ毎年腰割れになっている私。寒さがな~。外に立って観なきゃならんしな~。
 テレビでは時々観たりするのですが、現実にはちょっと。とはいえ、非常に興味はあるのです。ミネソタ州は全米でも犬ぞりの有名なところです。よく知られた話では、あの冒険家として名だたる植村直己さんもミネソタ州でマッシャーの修行をしたそうです。また、日本から犬ぞり作りを学びにくる専門家もいるとのこと。ディズニーの映画「アイアン・ウィル」という犬ぞりレースの映画はカナダからミネソタまでのレースの話で、撮影もミネソタ州で行なわれました。
 「ジョン・ベアグリース犬ぞりマラソン」は1981年から始まったもので、レースの名前になったアメリカン・インディアンのチペワ族の酋長ジョン・ベアグリースが19世紀の初め頃、北部スペリオール湖岸間をとても早い犬ぞりで郵便を配達し続けたという歴史に敬意を評しています。このレースは全米でも最も距離があり難しいコースの一つで、国内外から参加するマッシャー達は有名な大会の猛者たちです。最高16頭引きというような大掛かりなマラソンレースです。
 とはいえ、そんな本格的なものばかりではなく期間中には短距離のレースも行なわれ、また、「可愛い子犬コンテスト」などのイベントもあって、家族で楽しめるものとなっています。
 昨年までシベリアン・ハスキーを飼っていた私は、犬ぞりを体験するのが夢。寒いと尻込みせずに挑戦するべきですね。ミネソタ州の北部にはアウトフィッターといって、犬ぞりを体験させてくれるガイドさんがいます。ロッジからロッジへの犬ぞりの旅をパッケージにしています。以前女性一人でわざわざ日本からそうしたパッケージに参加した方もいました。やってみたいものです。
www.beargrease.com
www.dogsledding.com/
着膨れした子ども達の笑顔が楽しいホリデー・パレード。 とことん寒くなってまいりましたが、別段異常気象という訳でもなく、数年間暖冬が続いていただけで、普通のミネソタの寒さです。雪も「どか雪」でもなく、少なくもなく、降っては積もっております。でもやっぱり戸外は寒い~!!マイナス5度とかは普通で、夜間にはマイナス10度なんて日もあります。そんな中で今年も始まった光のパレード「ホリダズル」。危ないぐらい気温が下がってパレードが中止になったのは今までほんの数回しかないそうです。マイナス10度くらいじゃ「危ない」とは言えないようです。
 この寒さの中でも着膨れした人々が沿道でパレードを観ていて、子ども達もきらきらと目を輝かせています。勿論ビルとビルの二階部をつなぐガラス張りの渡り廊下「スカイウェイ」は午後3時頃から席取りをする家族などもいて、夕方6時の開始半時間前にはぎっしり人で埋まります。そして、パレードのコースであるニコレットモール沿いのレストランやコーヒーショップの窓際の席も満員。ここからパレードを観るのです。でも心意気としては寒くても鼻のてっぺんを冷たくしながら、ごろごろに着膨れてパレードを眺める方が、ホリデーらしくて良いような気がします。特に雪が舞う中を電飾に彩られた様々な山車とパレードのキャラクターが練り歩く様子は、とてもほのぼのしています。
ライトアップ・パレード 冷えこんでおります、ミネアポリス。今週からぐんと気温が下がり、表に出るとすぐに鼻水がたれるような寒さです。まだそれが凍り付くとまではいっていませんが。
 仕事帰りにビルとビルを繋ぐガラス張りの高架遊歩道「スカイウェイ」を通ると、ニコレットモールにかかるスカイウェイがどこも子供や人で一杯。あ~そうだ、これから週末にかけて、「ホリダズル・パレード」かと納得。感謝祭開けからクリスマスイブまで毎週木曜日から日曜日まで、ニコレットモールをライトアップした山車やお伽噺のキャラクターたちがパレードするのです。恒例のイベントで人気があります。こうして寒さが厳しい日には、パレードを観る事の出来るスカイウェイや通りのレストランの窓際が込み合います。頑張って外で毛布などにくるまって見物する人たちもいますが。毎回6時半から約30~40分のパレード。キャラクターのコスチューム、着ぐるみにも電光が施されライトアップされます。参加者は皆ボランティア。起業の人やコミュニティの人たちです。可愛い子供たちも参加しています。寒さをものともせず、コスチュームの下にしっかり防寒して、楽しげに観客に手を振りながらパレードします。
 オズの魔法使い、ピーターパンと海賊(ワニの着ぐるみが可愛い。)、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテルに魔女、そして勿論サンタクロースとそり。これに、スポンサー企業の山車や、キャラクターなども混じり、地元らしくほのぼのとした雰囲気です。市バスもごてごて光り物で飾り立てパレードに参加。電飾一杯のオモチャの兵隊のマーチングバンドなどもあります。
 見守る子供たちの表情はいつも楽しそうです。私などは自宅への帰り道なのでほぼ毎回横目に観ているせいか、あまり感動も少なかったんですけども。
 寒さをしのぐための特別席「ホットシート」というのも設けられています。歩道にしつらえられた防寒テントの中に階段席が用意され、ココアとホットサイダーがついてくるのです。一人5ドル。週末は7ドル。
 また路上ではそれぞれのレストランが飲み物やスナックを売る屋台を出しています。大人はホットウィスキーやアイリッシュコーヒーなどのアルコールの入ったものも購入でき、目の前で焼いてくれるクレープなどもなかなかです。
 今年はちょっとじっくりと見物してみようかなと思い始めています。
 http://www.macysholidazzle.com/
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ミシシッピ河畔の中都市ミネアポリス在住15年目です。春から秋の季節の美しさが好きで、冬の寒さを許すことにしています。アメリカというとマスコミやメディアが紹介するものだけのイメージが行き渡っていて、残念です。もっと身近でハートウォーミングなアメリカを知って欲しいといつも思っています。
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