フード
州都セントポールのダウンタウンには1940年代から営業し、全米歴史史跡にも指定されているダイナー「ミッキーズ・ダイナー」があります。オフィスビルの足下にオモチャのような建物が建っています。息苦しいぐらい熱気と油っぽさに包まれた店内はいつも混雑し、アメリカらしいボリュームたっぷりでカロリーの高い朝食(目玉焼き、ソーセージ、ベーコン、パンケーキなどなど。)とハンバーガーを注文する人々で賑わっています。24時間、とにかく老若男女、お腹の空いた人たちが立ち寄る、それがダイナーです。
私の友人達は週末等に遅くまで踊りに行ったり、呑みに行ったりした後、明け方にこのダイナーに立ち寄り、朝ご飯を食べたりするのだそうです。(タフだなぁ。)
投稿者 Husky15 2008年5月7日 06:24 | コメント(2)
1800年代後半になると徐々に材木、穀物産業によって活性化した街は、多くの移民が居住し、活気があふれてきます。そして活気が出てくると商店やバーがオープンする訳ですね。
前置きが長いですね、すみません。ようはそんな頃からある地ビール「グルックス」とそのバーの話です。ダウンタウンの6thストリートとファーストアベニューの角っこに近い場所に歴史を感じさせる石造りの小さなビルが建っています。ファーストアベニューに面した壁面になぜかヨーロッパ風の壁画が描かれているのですが、このビルが「グルックス」という100年近く営業するバーなのです。そしてこれは1800年代頃から市内で製造されてきた「グルックス」という銘柄のビールの名前でもあります。昔の内装の写真と今を比べてみてもそうたいして変化していません。このバーカウンターでミシシッピ河畔で働く労働者や穀物市場で取引をする男たちが
ビールをぐいぐいやっていたことでしょう。そんな名残が建物からも感じられます。
今はNBAの試合が行なわれるターゲットセンターに近いせいもあって、ゲーム前の観客でにぎわい、またライブ音楽もあるせいかいつもカジュアルな集まりに人気があります。毎週木曜日のフーカーズ&ブロウというバンドは80年代のヒットソングのカバーバンドで人気があります。
アメリカは歴史の浅い国ではありますが、一から建国を行なってきたという誇りから彼らの100年や150年、200年という歴史をとても大切にしているように思えます。細々と続く地ビールの人気が衰える事がないのも、そういうことの表れなのかも知れません。
投稿者 Husky15 2007年10月26日 04:31 | コメント(0)
厳寒の寒冷地帯でワイナリーというのは、非常に私としても自信がないところではありますが、最近ミネソタ州ではミネソタ大学の研究者と協力し合って、より良い葡萄の種類、より良い味を目指して頑張っているのです。その成果もあって、ミシシッピリバーの丘陵地帯を中心に近郊やミネソタ州南部に「スリーリバー・ワイントレール」というワイナリー巡りのコースが出来ました。ミシシッピ河とその支流の河畔の町、スティルウォーター、ヘイスティング、レッドウィング、レークシティなどを繋いで、ワイントレールをプロモーションしています。
ワイナリーツアーは勿論、現在ではこうした地元のワインがミネアポリスやセントポール、州内のレストラン、酒屋さんで扱われています。お味の程はというと、「悪くないですよ」という感じですね。例えば、セントクロイ・ヴィニヤードのデザートワイン、リースリングは食後になかなかですし、白ワインには結構すっきりとした味のものがあります。
30年近く試行錯誤しながら頑張っているワイナリーもあり、ぜひこれからこういったトレールが定着していって欲しいと思います。ミネソタに来たら、たまには
地元産のワインを試してみて欲しいですね。有名じゃありませんけども。
www.threeriverswinetrail.com
投稿者 Husky15 2007年10月25日 04:11 | コメント(0)
ガスリー劇場の良い所としてコラムニストが上げていることの一つに「いつでも遅くまでカクテルを楽しめる」ということ。USしゅんさんがお越しになった時も、「このシアターには11ケ所もバーがあるんですよ~」と説明したんですけど、とにかく本格的なバー&ラウンジがあって、以前にもちらっと言いましたけど、観劇する人だけじゃなく、一般の人にも利用できるのです。コラムニストも「インターミッションの後、後半の芝居をスキップしたいと思っちゃうほどだ」と褒めております。(それじゃ、シアターも困るんですけどね。)
アメリカでのインターミッションは昔映画で観て憧れたように、ワインやコーヒー、デザートなんぞが楽しめて、ちょっとお洒落な感じですが、勿論場所によっては簡素なカウンターだけ、みたいなところもあるので、ガスリー劇場のようにバーが館内に11ケ所も設置されていて、ところによっては雰囲気の良いラウンジや、バースツールの席が並んでいるというような本格的なものは、結構珍しいかも知れません。ショーが始まる前、インターミッションに人々がワインやその他カクテルを楽しんでいるのを眺めるのも楽しいですが、ただ単に友達と立ち寄って「一杯やる」ということも出来るのがいいですね。
新聞のコラムニストも「ロマンチックなデートにもいいぞ」と薦めています。そしてモダンデザイン建築の内装や、ミシシッピ河畔に面した周囲の眺めもいいので、そこらのバーへ行くよりお洒落度が高いと、私はかなりお勧めしております。
投稿者 Husky15 2007年10月20日 03:09 | コメント(0)
ミネアポリス市内にも7、8件の日本食、寿司レストランがあるのですが、美味しいものとそうじゃないものがあって、やはり「アメリカ人向け」の感じです。それならいっそお醤油味が恋しいときは、「パンアジアン」無国籍風料理を楽しみたいと、最近ではそういったレストランへ行く事が多くなりました。
90年代からアメリカで人気が上昇した「アジアンミックス」のコンセプトのお洒落なレストランはミネアポリスでも定着しています。勿論それぞれのアジア料理のレストランもきちんとありますが、アメリカン・ニューキュイジーンとしてお醤油味がメニューを席巻しているのが嬉しい限りです。(これでお茶碗に白いご飯があればと思う事も多々あるが。)
モダンアート美術館のウォーカーアート・センターの新館、お洒落なレストラン「20.21」は日本でもお馴染みのシェフ、ウォルフガング・パックのレストランですが、メニューはほぼアジア料理のオンパレード。タイ、中華、ベトナムなどの良い所取りといった感じで、ファッショナブルなインテリアの中で丸ごと魚のフライにショウガ醤油のソースなんていう食事を楽しむことが出来るのです。突き出しで出される「インゲンの唐辛子炒め」なんて、もうこれだけでご飯を食べさして!っていう感じ。お勧めです。
また、アップタウンのファンキーなレストラン「チノ・ラティノ」はアジアン・テーストとメキシカンや、カリビアンなどをミックスしたメニューで人気があります。韓国風の焼き肉とシュウマイなども食べられて、圧巻は何といってもポリネシア風の「豚の丸焼き」でしょう。(必ずグループで注文しましょう。)百貨店の大食堂じゃないけれどパエリャと餃子とタコスを同時に注文できるという所が面白いですね。勿論一工夫がしてあるんですけども。(つけるソースなどにね。)
イートストリートと呼ばれるニコレット・アベニュー。その通りにある「エイジア」はマルチ・アジアンメニューのお店。オーナーのトム・ファムはベトナムからの難民として努力の末に今や4件の人気レストランを経営する青年です。彼の2件目の店が「エイジア」。母国ベトナムの料理だけでなく、日本、タイ、インド、モンゴルといろいろな国の風味を創作料理にしています。若者や街のお洒落な人々に親しまれていて、週末ともなるといつも満員。そんな中でいつもひときわお洒落なファッションで忙しく歩き回っているのがトムです。ここではスープのメニューに「みそ汁」もありますよ。ちりれんげでまず前菜として呑む味噌汁は、困りモンですが。
和食が恋しくなって、でも「アメリカ風」の日本食がちょっとね、という時はこうした「パンアジアン」料理はいかがでしょうか。
投稿者 Husky15 2007年8月30日 05:16 | コメント(0)

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