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ライフスタイル

コーヒー好きが集まる一大コンベンション。 ミネアポリスのコンベンション・センターはシカゴやラスベガス程大きくはないですが、なかなか整っていて、評価も高いそうです。ここではペットショーやガーデンショーのような一般向けのものから、団体やアソシエーションを持つ専門的なコンベンションなど、毎日のように何かしら開催されています。
 さて、コーヒーはお好きでしょうか?今や日本でもスターバックスを始め、コーヒー・チェーンが林立する勢いですが、アメリカでも最早コーヒーショップの「ラテ」やら「カプチーノ」がないと始まらない生活になってきています。
 そんな中、今年の5月に国際的なコーヒーのコンベンションがミネアポリスで開催されるということを知りました。「スペシャリティ・コーヒー・アソシエーション・オブ・アメリカ(SCAA)」のコンベンションです。この団体は世界で最も規模の大きな、コーヒーメーカー、コーヒー栽培者、企業、コーヒー店などの会員からなる組織で、コーヒー文化を末永く定着させ、クオリティの高いコーヒーを広めるということを使命とする団体なんだそうです。コーヒー業界にとっては、かなり大きなコンベンションだということ。このSCAAには一般消費者会員というのもあって、これはもうコーヒー嗜好者の方々です。
 スペシャリティー・コーヒーというのはきちんと栽培から豆のロースティングの技術、コーヒーの入れ方(ブリューイングというんですね。)まで、そのすべてにおいて、美味しいコーヒーを作る職人でなきゃいけないということらしいです。
で、このコンベンションでは、「バリスタ」の全米コンテストというのも目玉です。「バリスタ」というのはどうやらコーヒーを入れる人のことらしいんですが、エスプレッソなど何種類かのコーヒーを自分なりのアレンジで作って競うチャンピオンシップで、今年の世界大会は東京で開かれるそうです。実際このスペシャリティ・コーヒー・アソシエーションというのは日本にもあるようです。
 とにかくこのコンベンションではローストしたコーヒーの味見コンテストや、いろいろなプログラムがあって、奥が深いです。一杯のコーヒーにも真剣にアートのように取り組んでいる人たちがいる訳ですね。  
ミネアポリスのモニュメント~フォーシェイ・タワー 全米で指定されている歴史史跡建造物は、一般公開されている博物館のようなもの以外にも、ホテルやオフィスビルなど様々。ヨーロッパやアジアに比べわずか数百年の歴史しかないアメリカでは、こうして、できるだけ古い建物を修復し残していこうという姿勢が見られます。ほぼ外観も変わらず稼働している有名な史跡指定ビルとしては、州都セントポールのセントポール・ホテルやミネアポリス市役所などがあります。ただ、そんなビルを再開発することになると厄介なのです。規定や制約が多くて大変。勿論外観を変えるなんてトンでもない事な訳です。
 ミネアポリスのモニュメントとも言われるのが1929年に完成したフォーシェイ・タワー。31階建ての元オフィス・ビルはその昔フォーシェイ氏という人が、ワシントンにあるモニュメントをイメージして建築、当時は市内で一番高いビルだったのです。10年程前までは、唯一展望デッキがあり、一般の人も上がって、街の景観を楽しむことができました。
 そのフォーシェイ・タワーが今年の夏、高級なWホテルとして生まれ変わるべく改装工事が進んでいます。外観はほぼそのままに、また、内部のオリジナルのアールデコのインテリアを出来る限り残して、歴史とモダンをうまくミックスした雰囲気になるそうです。オフィスビルであった頃に何度が中へ入ったことがありますが、ダークウッドとアールデコ・デザインのライティング、タワーのエッチングが施されたエレベーターのドアといった、もう今ではあまり見られなくなった20年代のインテリアが、とてもエレガントに思えたものです。
 230室のホテルにはレストランやバーの他、30階にはこの一時ミネアポリスのモニュメントとして愛されたビルの様々な名残を集めた博物館が設けられるということです。完全にはもとのままに出来ないけれど、その歴史はきちんと残そうと言う開発会社の意向だそうです。
 そして展望台も今一度オープンさせる予定だと聞きました。カクテルを楽しみながら眺めを楽しめるようなバーになるとか。どんな風にビルが甦るのか、楽しみな反面、ちょっとナーバスではあります。
新年明けましておめでとうございます。 カウントダウンやシャンペンと紙吹雪の新年よりも、やはり日本風の年末年始が恋しいものです。「ゆく年来る年」を観ながら遠くで鳴る除夜の鐘、こたつにみかん、年越しそば。日本のお正月はやはり、NHKの新春の琴の音で始まって、お屠蘇、お雑煮ですよ。アメリカに住んでいてもそういう新年が一番らしいと感じます。こっちだとローズパレードとフットボールですから。ついつい、年明けは「鬼平犯科帳」と松本幸四郎主演の1962年映画「忠臣蔵」を観てしまいました。
 とにかく、2008年もブログをよろしくお願いします。
ミス・リッチフィールドのクリスマス アメリカに住むようになって、生活の中に自然に(というのも妙な言い方だけど)定着したものがあるとしたら、GLBTという言葉です。「ゲイ&レズビアン&バイセクシャル、トランスジェンダー」。今やアメリカでは同性愛への非差別、同性愛の婚姻というのが大統領選挙の重要なディベートの一つになるほどです。ミネアポリスはまだ同性同士の正式な婚姻関係は認められていませんが、非常にリベラルな街であることは確かです。州都セントポールの以前の副市長は性転換をして女性になった方でしたし、ミネアポリスの市議会には同性愛であることをオープンにしている議員の方々がいます。
 そんなミネアポリスで一番有名なドラッグクィーン(女装した男性)は、ミス・リッチフィールドです。日本でもニューハーフなどと呼ばれるエンターテイナーの人たちがいますが、彼らはどちらかというと女性のように奇麗。ミス・リッチフィールドはとてつもない衣装とメーキャップで、女性とか男性とかいうものを超越していると、いつも感動してしまいます。
 私の友人が「彼女」のウェブサイトを手伝っているので、毎回ミス・リッチフィールドが行なうショーの案内が届きます。今年も恒例の彼女のクリスマスショーが行なわれました。ミス・リッチフィールドはリッチフィールドというミネアポリスの隣りにある郊外の出身でそこでミスコンに優勝したという設定になっています。ミネソタの小さな町の人々の習慣、生態をジョークにして、とんでもない衣装で女装したミス・リッチフィールドの一人舞台は、歌あり踊りあり、そして彼女の「やかましい声」と「がさがさしまくる」動きで、いつも大爆笑です。
 衣装や小道具も自前で、クリスマスツリーのようなドレス、大きなカツラ、キッチュなアクセサリーなど、とにかく観ているだけで笑える演出。
 こうした衣装の下には、肌色のタイツを重ねばきし、綿密にひげ剃り後を隠す化粧、ボディスーツを使って作る丸みのある体系など非常な努力がある訳です。ミネアポリスで機会があれば、ぜひこうしたドラッグショーを観て欲しいですね。パワフルで強烈なイメージには、長く同性愛や異質のものを実は封じようとする保守派への対抗と、それを笑い飛ばしながら生きるエネルギーを感じる時があります。
ホリデーライティング開始 先日セントポール市内中心のライスパークの木々がライトアップされました。感謝祭も終わり、本格的なホリデーデコレーションの開始です。セントポールのこのライスパークは、季節が良い間人々の憩いの場となっています。この公園を囲むように、昔は裁判所であったちょっと地味なお城といった風情のランドマークセンター、オペラや室内管弦楽、ブロードウェイのショーが催されるオーッドウェイ・センター・フォー・パフォーミングアーツ、歴史史跡に指定されている伝統あるホテル、セントポールホテルなどが並んでいて、この辺りはちょっとしたヨーロッパの小都市のような雰囲気です。
 セントポール出身で最初のコミックが地元紙に掲載されたチャールズ・シュルツ氏を記念して建てられたお馴染みのスヌーピーやチャーリー・ブラウンなどのキャラクターのブロンズ像もランドマークの一つとなっています。また、公園の隅っこにひっそりとたたずんでいるのは、同じセントポール出身、アメリカを代表する作家、F・スコット・フィッツジェラルドの銅像です。こんな記念像のあるのもヨーロッパ的。
 さてこのライスパークを中心に毎年ほのぼのとした光のデコレーションが施され、市長の点灯式なども行なわれます。冬も深まり雪が降るようになると、また、特別な美しさになり、なかなかです。こうしたホリデーライティングを眺めながら、セントポールホテルの窓際でディナーなんていうのもいいものです。
お薦めのツアー。 年に何度か行なわれるツアーで、実は滞在者の人々にも楽しんで欲しいと思うものがあります。「ロフト&コンド・リビングツアー」。このところアメリカの不動産不況がニュースになる中、市街地のロフトアパートやコンドミニアムと呼ばれる分譲マンションの開発はまだ衰えを見せていません。ミネアポリスのダウンタウンもミシシッピ河畔沿いを中心にウェアハウス・ディストリクト、アップタウンなどに、新しい建築や古い倉庫を改装したものが続々とコンドミニアムになっています。
 数年前からダウンタウン・ミネアポリスはニューヨーク、サンフランシスコに次いで市街地の居住者が多いと言われています。私も含め(私は賃貸ですが)友人の多くが新しく『ロフト』と呼ばれるスタイルに改築された倉庫街のビルのコンドミニアムを購入して住んでいます。独身者や若者層だけではなく、子供が自立した後の「エンプティ・ネスター(空っぽの巣に住む親)」たちが郊外の家を売却し、市街に移り住むケースも増えているそうです。
 こうしたコンドミニアムのモデルルームを見学するツアーが年に何度か将来の顧客を当て込んで行なわれるのです。現在探している人、将来的に考えている人、どんなものか見てみたい人が、10ドルくらいのチケットを購入してツアーに参加している物件を見学して歩く訳ですね。
 だいたい、天井が高くてオープンキッチンにはステンレススティールの電化製品が揃っていて、ファンキーな造りになっています。コンドによっては、ホテル並みにプールやスポーツジム、スパなど完備しているところもあって、豪華です。
 滞在者の人にも興味深いと思います。ダウンタウンに住むってどんな感じなのかな~と見てみるみたいな。もし尋ねられたら「近々日本から仕事で赴任する予定」とか、「建築の勉強をしている」とか答えれば言い訳ですし。別にその場で買えと迫られることはないので、気軽に一度こういうツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
www.loftlivingtour.com
www.citylifetour.com
ミネソタの秋 ここ数年カナダの紅葉ツアーの人気がすごくて、貸し切りバスが追いつかずスクールバスまで導入しているというお話を耳にしました。そんなこともあって、ニューイングランドや東海岸への紅葉ツアーなどへも観光ツアーが流れていっているとのこと。確かにボストンやバーモント、メインなどの秋は奇麗です。
 ところが意外に知られていないのが、中西部の紅葉。私は初めてミネソタに引っ越した年の秋の美しさを忘れることができません。「インディアンサマー」と呼ばれる季節外れの暖かい気候の数日でした。湖畔の木々の紅葉が湖面に映る様子や、白いケープコッドスタイルの家の前の高い木が鮮やかなオレンジ色に染まり、その10月はとても印象に残っています。(勿論ミネソタ生活最初だったせいもあるけれど。)
 ミネアポリスやその近郊の紅葉は9月の終わりから10月の2週目くらい。ミネソタ州の北部では早い時には9月の2週目くらいから、そしてミシシッピ河畔を下がって行くと、南部は10月の半ば頃にピークになるようです。この時期には町々で「オクトーバーフェスト」が催され、人々の家の軒下には橙色の大きなかぼちゃが置かれ、ハロウィンの来るのを待ち受けています。週末にはコーヒーなど買って、ダウンタウンから約10分くらいにあるカルホーン湖やハリエット湖へ出かけ、湖畔を散歩しながら紅葉見物。車なら、ミシシッピ河畔沿いを南下するハイウェイをレッドウィングやウィノナという街々へ出かけて秋を楽しむのもなかなかです。
 この季節に地ビールのある地元のバーなどへ行くと、「パンプキン風味」、「シナモン風味」といったちょっと凝ったビールなどを味わうこともできます。(ビール好きには不評ですが。)そして、焼きたてのパンプキンパイ、アップルパイ、ピーカンパイなどがデザートに似合うのが秋です。
 9月の後半から10月の初めまで、セントポールやミネアポリスのミシシッピ・リバークルーズは「紅葉クルーズ」を売り物にしています。9月、10月は雨が多いのがたまにきずですが、ちょっと肌寒い河風を感じながらのリバークルーズには夏とは違った趣きがあります。
 友人の家の庭にはテラコッタの暖炉があって、秋の夕刻にその暖炉の前で集まるのも楽しい過ごし方です。ちょっと寒いので、ブランケットやジャケットにくるまり、薪が燃えるぱちぱちいう音と独特の匂いをかいでいると、冬にむけて心が静かに移行していくようです。
 バスやツアーで鑑賞するダイナミックな紅葉景色もいいですが、本当はどこか湖畔のリゾートのロッジに泊まり、さくさくと森の中を散歩したり湖にカヌーで漕ぎ出したりして、深まる秋をしみじみ楽しむ、そんな旅もお勧めしたいものです。
フレッシュな野菜が1ドル2ドルだ! どこの街にも、ニューヨークやパリといった大都会の通りでも「朝市」があるのが欧米の生活です。ミネアポリスやセントポールにもそれぞれの地区で曜日毎に早朝からこうした「市」、こちらでは「ファーマーズ・マーケット」と呼ばれるストリート・マーケットが開かれます。毎年5月から10月半ばまで。夏の間は本当に彩りも鮮やかで元気一杯の野菜や果物が並びます。
 ミネアポリスのダウンタウン、ニコレットモールに毎週木曜日立ち並ぶファーマーズ・マーケットも後約1ヶ月でシーズンを終えます。野菜の種類も晩夏のものになり、花の種類も変化しました。それでも地元産のトマトやタマネギ、様々な色のピーマン(白、黄色、濃い紫、真っ赤、オレンジとアメリカに来るまで緑のピーマンだけを買っていた!)などが約2ドル3ドルで山盛り購入することができます。ショウガやガーリックなどは3つで1ドルなんて値札も見受けられます。大きなキャベツの玉が1ドルだったり、束になったフレッシュなバジルが1ドルだったり、生活者にはとても嬉しいショッピングです。
 滞在者には、地元産の蜂蜜、バッファローや鹿肉のジャーキーをお土産に購入したり、朝散策しながら、地元のベーカリーのデニッシュなどを朝ご飯にしたり、フルーツなどを購入してホテルで味わったり、そんなことをお薦めします。
 昼頃にマーケットを散策するとビジネスピープルで一杯。ストリート・ミュージシャンがいたり、とても活き活きしていて歩くだけで楽しめます。
 このニコレットモールのファーマーズ・マーケットが終わると、そろそろ寒くなるかなぁと感じるので、今は鮮やかなピーマンの色を眺めるだけでも、ありがたいものです。
コーヒーショップという文化 日本でも一時期「カフェ文化」というものに注目が集まり、お洒落な「カフェ」が雑誌等に紹介されたものですが、私がミネアポリスにやってきた頃(かなり昔)は、あまり「コーヒー一杯でゆっくり座りたい」という場所がなく困ったものでした。(特にダウンタウンには。)「喫茶店がない~!」という悲痛な思いに泣きながら最初にマクドナルドに入った時を思い出します。ウエアハウス地区にはコーヒーショップというより「カフェレストラン」のようなものが数件ありましたが、完全なコーヒーショップというのは、数年後、シアトルでコーヒー文化とオルタネイティブロックが浸透し出した頃、ようやくミネアポリス市内にもコーヒーショップが出現し始めました。そして、今や1ブロックごとにスターバックスや地元のコーヒーショップが並ぶようになりました。
 こうしたコーヒーショップは、文化の発信地でもあり、コーヒー一杯でただの「喫茶店」というものを越えた空間として、生活や旅を楽しませてくれます。多くのコーヒーショップの壁は地元アーティストたちのショーケースです。展示された写真、絵画を鑑賞し、結構気に入って安いアートのお買い物ということもあります。また、コーヒーショップではライブ・ミュージックを楽しむこともできます。夕刻からアコースティック音楽やジャズなど様々な音楽が演奏されます。小さいながらもシアターを併設した所もあり、地元のパフォーマーたちの作品を上演したり、映画会を行なったりします。
 日曜日に簡単な礼拝を行なうコーヒーショップというのもあります。かたくるしく教会に行きたくないけれど、という人たちが集まるそうです。フランス語や日本語、イタリア語などを自由に練習する集まりを定期的に行なうコーヒーショップなどもあります。ただ、決まった時間にそこへ行くと、「話したい」人たちが集まってくるのです。この他、本の著者を招いた読書会、レクチャーなど、とにかく「コーヒーでも呑みながら気軽に」という催しが、いつもどこかで行なわれている訳です。
 コーヒー一杯で、ギャラリーやライブハウス、シアターなどに行く感覚。ミネアポリスという街を日常感覚で遊ぶツールの一つです。                                                                                                                                                                                                                                       
あえて橋の話 昨日オフィスを出たのが6時前、自宅まで市内の目抜き通りであるニコレットモールを歩いて約20分程。帰宅後いつものようにテレビをつけると、何やらどこかで河にかかる橋が倒壊したという大々的なニュース。それがミネアポリスであるということを理解するまでに少しかかってしまいました。なにせ、こういう事故や災害の滅多にない所なのです。
 ダウンタウンの横を通りミネソタ大学西側キャンパスの脇を北部郊外へ向かう州間高速道路35号線(I-35W)のミシシッピ河にかかる橋が、昨夕6時4、5分に倒壊しました。国内ニュースだけでなくBBCワールドや日本のニュースでも大きく報道され、昨夜も延々とCNNなどでも報道を続けていました。この橋、ミネアポリスというか首都圏に住む人は皆頻繁に利用する橋です。ミネアポリス市内の野球場メトロドームの横を通っていて、渡った周辺には大学生たちが住むアパートや寮などがあります。
 ミネアポリス側の橋の下には「グランドラウンド」という名称で全米指定をされているシーニックバイウェイ(景観道路)のコースとなっているウェストパークウェイが通っており、河畔の美しい景色で有名な場所です。すぐ横にはミシシッピ河でも珍しい2段差2ケ所のロックダムもあります。リバークルーズにのると、ちょうどこの橋が前方に見える2ケ所目のロックダムの手前で船が折り返します。
 しばらくは惨事の後が景観に加わるのかと思うと胸が痛みます。
 それにしてもミネアポリスは今年始めに全米で最も災害、非常時の際の各部署の連携が整っている街と評価を得ただけに、事後の対応は早かったと思います。また、本当にミネソタの人々(というかアメリカ人)は非常時にとっさに援助を惜しまないというのが、惨事があるとよく納得できるのです。自分も必死で車を抜け出した被害者が間髪入れず他の被害者を助けたというニュースも流れ、ありがたいことだなぁと思いました。
 一部日本の報道にあるような「混乱が続いている」というようなことは全くなく、原因究明と安否確認、事故現場の安全確保が着々と進められてます。翌朝の空は青々として雲一つなく、毎週ダウンタウンえ行なわれるファーマーズマーケットも通常通り早朝から立ち並び、色鮮やかに売られている花々が事故などなかったような美しさです。
 ミシシッピ河に初めてかかった橋は「ヘネピンブリッジ」。最初に伝道に訪れた
ヘネピン牧師の名前がつけられています。元々木の吊り橋がかかっていた所に今はコンクリートの吊り橋がかかっています。世界で一番短い吊り橋だそうです。夜間に遠くから見ると灯りに浮かび上がってなかなかです。この橋の上にあがる花火も豪快です。
 昨日まで、ミネアポリスのダウンタウンからミシシッピ河には7カ所の橋がかかっていました。今歴史史跡として歩行者だけに解放されているストーンアーチ・ブリッジも美しい橋です。
 倒壊した橋の復興にはしばらくかかることでしょう。人間が掛けた橋、完全に安全という事はないということを知りましたが、人々を繋ぐものだけに、これからしばらく街の景観に組み込まれた事故現場を見るのは哀しいばかりです。
 
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ミシシッピ河畔の中都市ミネアポリス在住15年目です。春から秋の季節の美しさが好きで、冬の寒さを許すことにしています。アメリカというとマスコミやメディアが紹介するものだけのイメージが行き渡っていて、残念です。もっと身近でハートウォーミングなアメリカを知って欲しいといつも思っています。
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